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執筆者の写真mari okano pikake

去りゆく人と残された人。

みなさん、お元気ですか〜?



日々、ニュースではいろんなことが言われていて


自分の身の回りで起きていることと関係なくても


そこはかとなく空気の重さを感じている方も多そうですね。




元気だと思っていた人が、次の日、自殺して亡くなってしまったとか、


自分以外の人はどんなに近い、パートナーや家族であっても


その心の中、魂のシナリオはそれぞれが持つものなので、


誰もがコントロールすることは出来ません。



どんなに仲が良くても。




「自殺は最もしてはいけないこと」と習いました。


確かに、残された遺族や近親者の落胆を思えば


想像するだけで胸ぐらをグラグラ掴まれる思いです。





悲しみに暮れ、周囲の励ましやサポートに助けられ


時間薬で、少しづつ癒されていくまで、なんとか踏ん張って生きていく。


そうやって幾度も苦難を乗り越えていき、


その生き方がその人の性格となり、血肉となり、魅力になる。


人生の「乗り越え方」ってそんな感じ?


口で言うほど簡単じゃないけど、、、





でもやっぱり、大切な人を突然失ったりしたときに



あの人は本当は苦しかったんだ


あの時も、あの時も、、、


なんで気づいてあげられなかったのかな?


あの時話を聞いてあげれば、、、




と悲しみと恐怖、後悔、罪悪感


そしてその下にある執着や依存


(あの人がいなかったら私はこれからどうなるんだろう、、、)




そんな複雑な感情が日毎に湧いてきて、


それでも押し寄せる現実を生きていかなきゃならなくて


湧き上がる「感情」から逃れたくなると思います。




「出来事」は起こってしまった。


これは変えられない。


誰が悪い、とかでもない。中立な出来事。




そして、自死を選択したその人の命の尊厳は決して誰にも犯せない。


今はそのように、命について考えます。



残された人は


自分の湧き上がる感情を


ゆっくり癒しながら、(まずは周囲の愛あるサポートを受け取る)


心にずっとあった奥深くの自分の感情を見てあげて、


自分という存在を大切にしていって欲しいです。

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